県警捜査2課と袋井署は18日、大阪府和泉市尾井町1、自称占師、具足女久美(ぐそくめぐみ)被告(47)=詐欺罪で公判中=▽堺市北区東三国ケ丘町4、会社員、橘真弓容疑者(51)▽同市中区土師町3、無職、田中保子容疑者(41)−−の3人をいずれも詐欺容疑で逮捕した。逮捕容疑は08年1月、共謀して袋井市に住む不動産賃貸業の男性(36)宅を訪れ「家族が持つお金に付いている不浄を取り除く必要がある。いぶすから1年間預けなさい」などと言い現金3580万円をだまし取ったとしている。具足容疑者は「お金は預かった」、他の2人は「知らない」と供述し、いずれも容疑を否認している。同署によると、3人は占師、祈とう師、助手などの役割分担をしていた。男性や家族からは今回の被害を含め約1億円の被害届が出ており、同署が余罪を調べている。具足容疑者は11年11月、堺市で「おはらいが必要」などと女性に持ちかけ150万円をだましとったとする詐欺容疑で大阪府警に逮捕され、起訴された。
2012-07-19 14:13 (毎日新聞)
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